エルメネジルドゼニア社

これでもう ゼニア博士

歴史

● エルメネジルド ゼニア

エルメネジルド ゼニア グループは伊太利亜を代表するメンズブランドで
エルメネジルド ゼニア製品の生産から小売りまでを行う企業グループ
メンズスーツからカジュアルウエアー アクセサリーまでトータルでの提案をしています
また自社以外のブランド品の生産も手がけ
現在 世界のプレステージゾーン(スーツ価格で20万円以上)
なんと 3分の1以上を生産しています

ゼニアグループは原材料の買い付け 服地の生産 スーツ ジャケット ネクタイなど
最終製品までも自社で一貫生産を行っています

流通はミラノ フィレンツェ ロンドン パリ ニューヨーク ロスアンジェルス 東京 北京など
世界中に直営店を持ち 有名デパート スペシャリティーショップなど限定流通網に絞り
生産から販売まで 徹底した品質管理を行っています

● 誕生と発展

テキスタイルメーカーからトータルメンズブランドへ

1910年 アルプスに近い伊太利亜の小さな町トリヴェロ
若干20歳のエルメネジルド ゼニアが家業を継いだことから始ります

原産国から上質の天然素材を厳選しながら
思い切った設備投資 人材育成に努めながら ヴィジョンを探求
ゼニアの服地は当時圧倒的に強かった英国生地をしのいで
世界に名を轟かせるようになりました
1930年代になり イタリアのテキスタイルメーカーとしては初めて
生地の耳(生地の端に当たる所)へブランドネームを織り込み
品質を保証すると共に ゼニアの名前を世界に広めました

既製品への進出は

1968年 エルメネジルドの2人の息子 アルドとアンジェロが事業を継ぎ
メンズプレタゾーンへの進出を図ります

イタリアはもとより 各国でエルメネジルド ゼニアの名前は
高品質でプレステージの高い商品の認知を受けてきます

最高の素材は優れたデザインを求める
最高のデザインは優れた服地を求める

ゼニアのデザインポリシーのもとに作られた
スーツ ジャケット コート パンツ シャツ アクセサリーなど
トータルメンズブランドとして 不動の名を欲しいままにしています

1980年に入ると ゼニアの後継者は第三世代に受け継がれていきます
アルドの息子パオロが服地部門の総責任者
アンジェロの息子ジルドが既製品部門の総責任者
ジルドの妹 アンナがグループ全体のイメージと世界のコミニケーションの統括
アンシェロの末娘 ベネデッタが直営店 フランチャイズ店舗のプロモーションを担当

このような垂直統括は1980年初のパリの直営店のオープンから
ミラノ フレンツェ ロンドン 東京と続き 
1998年にはショップ数226店舗 うち直営店は41店舗になりました

● 展望

オアシゼニア プロジェクト
エルメネジルド ゼニアの夢のひとつが これになります
ウール工場の回りに50万本以上の針葉樹を植林し
将来は道路を建設し 自然を満喫できる場所にするという
ゼニア社は素敵な目標に向かってます

グループ概要

年間総売上高 8.800億リラ

売上げ構成
 服地 20%
 重衣料 50%
 アクセサリー 15%
 軽衣料 15%

生産高
服地 2.000.000m
スリーブニット 500.000着
シャツ 500.000着
ネクタイ 3.000.000本

輸出比率 80%

従業員数 3.800人

工場 国内
ラニフィーチョ工場 トリヴェロ 服地
アメティ工場 べスカージ 服地
インコ工場 ノヴァラ 重衣料
オルシーニ工場 ノヴァラ アクセサリー
アルテマ工場 ヴィエラ 軽衣料
国外
コンシテックス工場 スタビオ スイス 重衣料
タルコ工場 バルセロナ スペイン 重衣料
ソルデコ工場 バルセロナ スペイン シャツ
タルリ工場 メキシコシティー メキシコ 重衣料
ターキ−工場 イスタンブール トルコ シャツ

支社

パリ ミュンヘン バルセロナ ロンドン
ニューヨーク メキシコシティー イスタンブール
北京 ソウル シンガポール 東京

主要市場

イタリア アメリカ 日本 英吉利 仏蘭西 ドイツ カナダ
オーストラリア ベルギー オーストリア スイス シンガポール
中国 台湾 韓国 メキシコ

以上 新しい情報が入り次第更新

このページは当店取引先 ゼニアジャパン様からの許可を得て公開しています

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