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○○ せびるろう 147号 ●●
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毎月一回15日配信予定
たまにサボリもあり (~~>
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カルロ・バルベラ
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こんにちは お元気ですか? 今年は秋が長いですね
文化の日も近いですから読書に行楽にとエンジョイなさって下さい
自分で言うのも何ですけど
今日のタイトルは久々洋服屋らしいタイトルですね (~~>
では参りましょう
カルロ・バルベラは最初 オレステ・リベルティ社で20年勤務していて
その仕事ぶりの素晴らしさから
誰もがナンバーワン テキスタイルデザイナーと認めておりました
その実力を買われ 工場経営者へと転進しています
綺麗な水が豊富にある織物工場には最適の場所
ストローナ川とソッカスカ川の合流 ピアネッツエ・ビエレーゼで
最初はフランネルのテニスウェアーの生地を織っていました
1949年 カルロ・バルベラは世界を目標に動きます
弟のケサレと共同経営を始め
息子のルチアーノとジョルジオをアメリカと英国とドイツに留学させ
経営学や学術地知識を学ばせ
ルチアーノに企画と営業 ジョルジオには工場経営を任せます
カルロ・バルベラ社のモットーは品質が全てに優先
すなわち原料の繊度 糸番手 織り組織の完全なバランスです
カルロ・バルベラ社の織物は
オーストラリア産 16/18ミクロンの細かなスーペリオと
中国とモンゴルで取れるカシミアのみ使用する徹底振り
それらの極上の現毛糸をイタリアでカルロ・バルベラ社が出資する工場で
素晴らしい糸に織り上げて参ります
糸は極上 では染料はどうかと申しますと
90番手 100番手 120番手など細かな糸をを織るにには
傷を付けない技術と優しさが要求されます
さらに 極上素材への道は続きます
糸の緊張を解くために岩で作られた工場地下の倉庫に置かれ
ストローナ川の清流を引き込み 一年を通して気温と湿度をキープ
気温7度 湿度75% の中で糸本来の特性を取り戻して参ります
この工程が普通jの糸と
カルロ・バルベラ社の糸
に なって行くのです
糸だけを念入りに手を掛けているのではなく
仕上げの洗い 縮充 起毛 圧織の工程でも
丁寧に何時間も人手を掛けて仕上げて参ります
織物工場の経験と伝統と心意気が生地のグレードに直結します
熟練の職人達が織り上げる生地
この生地で出来た洋服の着心地は素晴らしく
第二の肌
そう呼ばれています
カルロ・バルベラ社は小さな工場ですが
その生地の良さは ビエラ町の誇りです
日本においては価格優先の取引が多く
カルロ・バルベラの生地に出会えても
カルロ・バルベラの極上素材を手にするのは少ないです
良いものは高い これも真実だと思います
当店の宣伝じゃ無いですが
4年前からカルロ・バルベラ極上素材を扱っています
発色と仕立て映え
これは仕立てると御分かり頂けるでしょう
それでは また会いましょう
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せびるろう
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