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○○ せびるろう 27号 ●●
毎週金曜日配信 2000.03.10
購読解除とも無料です
購読者数 マグマグ 834名
パブジーン 18名感謝致します
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かくかく 確定申告待っててね〜 松戸税務署さん まつど〜 しょうもな〜
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このマガジンは 地方の小さな洋服屋が これしか知らない スーツの事を
自分なりに配信しています 脱線ばかりで まれに為になるマガジンです
●●●●●● 本日の素材メニュー ●●●●●●
● コンチネンタル
● ゼニア素材 ティンダリ
● 自己紹介
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みなさん こんにちは お元気ですか
水戸の偕楽園の梅祭りも明日からピークを迎えます
明日は五軒香梅ひな流し 日曜は表千家の野点茶会があります
それが終わると 松戸市常盤平の桜祭り 日本百景のひとつ綺麗ですよ
自宅から近いので 毎年恒例屋台のイカ焼き美味いです 桜娘いるかな〜
人それぞれに いろんな花見があるようで
みなさんは どんなお花見をご計画でしょうか?
本日も 緊張感と いい加減さが混じった マガジンの始まりです
●●●●●● コンチネンタル ルック ●●●●●●
先週はトラッドの事を申し上げましたので 今日はコンチを少し
アイビーに少し遅れて 流行り出した ヨーロピアンスタイル
あちらを立てると こちらも台頭するように 個性が出てきた感じです
コンチ派は 最初はそんなに多くはおりませんでしたが その後から
出てくる ビートルズ モッズ ロッカーズなどなどの スタイルを受け入れる
土台にシッカリとなっていきました どんどん いろいろなスタイルが入り
落着いた形は 肩幅が細く 肩パットを厚くしたいかり型のラインから
ウエストをキユット絞った腰まで 今度はそれと対照的にゆっくりとした
ヒップラインと 上着丈が長く サイドベンツも かなり深いのが特徴です
パンツも上着のヒップがゆっくりしていますから ダボットしたスタイルで
裾はフレアーになり 靴もつま先が膨れあがったようなデザインです
このスタイルで人気があったのは 紺のブレザーですね 6ツボタンの
ヴイゾーンが狭いのも なにか今と似ているような気がしませんか
コートはかなり細いトレンチコートを着まわし インナーも同じように
細いスタイルのシェットランドセーターが流行りました
英国から発信したスタイルがドーバー海峡と大西洋を共に渡り 日本へ
形は似ていても シルエットが全く違う両極端なファッションが
ほとんど一緒に入ってきたわけです 60年代はすごい時代だと感じます
紳士のスタイルの確立が少し見えてきたのが この頃かもしれませんね
ただ 凄かったのはまだまだこれからが本番なのですが
ベトナム戦争 反戦志向 五月革命 チェコ侵略 安田講堂紛争などなど
それらの反動で ファッションも大きく変わっていくのです
知ったような 偉そうなことを申し上げました
続きはまたのお楽しみ
●●●●●● ゼニア ティンダリ ●●●●●●
秋冬素材でティンダリという素材を発表しておりましたが ティンダリって?
ゼニアさんからの ご説明です
● ティンダリ
ティンダリはオーストラリア産スーパーファインウールで織り上げた素材で
エルメネジルド ゼニアさんのオリジナル素材のことです
超極細のメリのウールを強く撚りあげることによって出来る 伸縮性優れた
糸を使って織り上げる素材は 一般的な冬用素材が 1mあたり350gなのに
320gと軽く なおかつ保温性に優れ シワにもなりにくいので おしゃれで
ハードなビジネスマンには最適な素材かもしれません
また 素材が厚くはありませんので 秋から冬を越え春まで着用出来るのも
暖冬の昨今には 適しているみたいですよ
サンプルブック トラベラーの263番素材 ティンダリ
● トラベラー
トラベラーはハイパフォーマンス素材サンプルに似た特徴があります
シワになりにくくて シワが自然に戻る便利な特徴があります
ここで申し上げているのは 形態安定加工をほどしたのではなく
素材自体に糸を織る段階で 撚りを加えてその様にした所に
ゼニアさんの凄さがあると思います
また トラベラー素材サンプルは 軽量化への努力で長い期間に渡り
着用出来ること ハイパフォーマンス素材サンプルに比べて 同素材でも
糸の織り方が密ですから 張りと保温性にも優れた素材です
シーズンが終わってからのご説明 もう少し早くしなよって感じですね
失礼しました
ゼニアさんのページ完成まじかです
●●●●●● 自己紹介 ●●●●●●
今さらですが お問い合わせがありましたので 簡単に
本名 のむらますお 男 北海道生まれ 40代 AB型(やはり)
嫁さんが一人 子供が二人 晩婚で〜す
独身長いので 料理も少しは知っています 美味いですよ
椎名誠さんが書いておられた 林さんチャーハン得意です
クラーク先生にフラレ上京 その後某スーパーの紳士服部門に就職
転勤が多くて多くて 会議でもイロイロな所へ行きました
武蔵野を ぐるぐる回っていた頃です
出張もよくありました 大阪 神戸 城陽 和歌山などなど
この会社の想い出 本社出張で 受付の方 素晴らしく綺麗だったこと
その後 その会社の取引先に参りました 今度は工場が宮城県です
仙台から松島方面へ よくお世話になりました
昨年 名古屋にお邪魔したので あとは山陰と九州 沖縄に行きたいです
バブリーが終わり 冷え込んでいる時に独立 いろいろ言われました
オンラインを始めたのは 以前から通信販売のような事をしていましたので
電話で 何々の素材を探して送ってね〜 予算はこれだけ生地はお任せ
今度行くから それまでに紺で作っておいて など ありまして
2着目以降は 簡単にスーツを注文したいのかな〜 これが始まりです
みんなそうなのかな〜 じゃあ オンラインでやろうと決めました
兄弟にホームページを外注すると言ったら 自分で作れるよって言葉を信じ
作成しましたが 先日私のページを初めて見て(もう1年くらい経つのに)
● よく作れたな〜
○ そう言ったでしょ
● 俺には作れないな〜
○ えっ やられたよ まったく
こんな感じです よろしくお願いします
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メルマガ書いている人への何かありましたら tailor@masuo.netまで
私の答えられる範囲でご返事いたします
せびるろうは転載大歓迎です お好きなようにお使い下さい
ただ記載の用語は分かりやすくする為に 業界用語では無い物もあります
このまま使うと誤解を招く用語もありますので ご了解下さい
● 文中に不適切な発言がありましたら お許し下さいませ
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オーダースーツのmasuo.net さくら〜 さくら〜花よりお酒の野村益夫
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読者の方には いつも小学生みたいな文章で 失礼しております
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