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     ○○   せびるろう   47号  ●●
                
                                      
                           毎週金曜日配信 2000.08.04
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 このマガジンは 地方の小さな洋服屋が スーツの事 仕事で知り得た事
 出張先で感じたことなどを ボチボチ配信しています 

 浅知恵ばかりの内容で まれに為になるマガジンですね 


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 こんにちは 1週間のご無沙汰ですね

 いまさら 何も言う気もないくらい ブレイクするよなこの暑さ
 暑さ寒さも彼岸まで 忍耐 我慢も彼岸まで
 何とかしてよって感じで

 太陽を見上げると 余計にクラット 降参です

 今日もお時間ありましたら 少しだけお付き合い下さいね

 はじまりますよ〜


 ●●●●●● 本日の素材メニュー ●●●●●●


 ● 無機質のアンドレィ

   ● かあさん 僕の

 
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 ●●●●●● 無機質のアンドレィ ●●●●●●


 例年は8月末から入ってくる 秋のご注文が 今年は
 ボチボチ ご依頼が入ってまいりました ラッキーですが

 今年の秋冬の傾向は何でしょうか?

 ミレニアムだからというわけではないのですが
 スーツに対するイメージは確実に変わりつつあります

 従来ですと スーツの形はある程度決まっていました 
 シングル2ツボタン 3ツボタンとか

 ですから 形を気にせず 素材をたくさん集めたり 色を揃えたり
 価格帯を設定するだけで 良かったのです

 そうすると 大きな売り場を持っている 大資本の所が
 有利でしたが 今はスーツの形もそれぞれになって
 シルエットもまちまち みなさん一人一人が違っていますので

 じっくり作れる 小さなお店にも チャンスが巡ってきました

 話がそれてきました 売りこむなって感じですね

 自分の着たい形を着る 

 まずは シルエットから こんな形のスーツを着たいと
 明快な イメージを持っていらっしゃいます

 シルエットはクラシコ系3ツボタンからトラッドまで
 傾向はクラシコですが これにこだわる必要も無し
 ゴーイングマイウエィでお楽しみ下さい

 スタイルもそうなら 寸法のゆとりでも
 こだわりをシッカリと持ってらっしゃいますね

 裾巾はこのくらいとか 股下を知っている方も
 かなり増えております

 素材は無機質なブラック ミリタリー カントリー傾向へと
 なるようです

 黒のスーツ 私のところでもご依頼が多くなりました
 礼服素材のように 表面が整理されている素材ではなく
 光沢があったり 折柄が出ていたりと

 まだまだ 黒も見逃せ無いようですね

 そこで 秋冬の素材展開として ダークトーンのグレイを
 仕込んでまいりました

 黒ではありませんが 無機質なイメージを十分表現でき
 都会的なイメージを意識してチョイスしたつもりです

 ダークグレイを基調にした中に シンプルな小柄を入れる
 おとなしいストライプを 面白い折柄を 黒のお洒落な素材も
 ご覧頂ければと思います

 ページ作りも 変えなくてはいけません
 秋のアンドレィ シンプルにシックに良い素材 期待してください
 
 あとは カントリーとミリタリーですね


 ●●●●●● かあさん 僕の ●●●●●●


 ミ〜ン ミ〜ン と 夏真っ盛りの青い空に渋い泣き声が

 子供の頃 セミ取りに出かけた悪童の頭には決まって
 麦藁帽子の定番品がありました

 ストローハット はカンカン帽のことで 誤りと気づいたのも
 恥ずかしながら 最近のお話

 甘く 辛い 子供の頃を思い出す この帽子
 明治の開国の時に カンカン帽を見た川田さんが アレンジして
 作り上げました 日本の帽子の中でもかなりの逸品かと思います

 出来あがるや否や 外出に作業用にと 国内至る所で被られるように
 なりました 麦わら帽子の産地は埼玉県春日部市が有名で
 今でも 多くを生産していると思います

 いまさらって感じですが

 この帽子の特徴は 帽子の内側 頭を入れるほうの帽子の淵に
 汗をかいた頭が直接帽子の内側に触れないように 汗取りを
 1周巻いています これをスエットバンド カッコ良い名前です

 そして 風に飛ばされない様に 何気に付いている あご紐
 チン ストラップ その名の通りで分かりやすいですね

 表の部分は リボンこれが付いていないと こだわりのハットバンド
 大きくなく 小さくも無い 申し分の無い大きさのツバ プリム
 そして 麦わら帽子を選ぶ時に 必ず見比べるのが
 帽子の天辺の丸みの感じの良さ これは誰でも思い出があると思います
 これを クラウン と読んでいます

 8月の夏休みに 海へ 山へ 海外へとお出かけの際
 夏の定番 幼い頃を思い出しながら 麦藁帽子は如何でしょう

 メイドインジャパン 子供達に独占されていては つまんないですね
 子供の頃に戻ったき分で如何でしょうか

 麦藁帽子には 遠い日の想い出いっぱいで 被りましょう

 私はいたずらばかりで 山に沢にと いつも一緒だった
 そんな想い出が この帽子にはあります

 もう うん十年前 ですか。。。 (笑)


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 なにか 聞いて見たいことがありましたら tailor@masuo.netまで
 私の答えられる範囲でご返事いたします

 ● 文中に不適切な発言がありましたら お許し下さい

 
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 オーダースーツのmasuo.net 野村益夫
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